「自民党は保守系政党だ」と思っている方は、まだ多いでしょう。かつての私もそう思っていました。
しかし、違うのです。日本共産党と共闘する大阪の自民党を見ても分かるように、一言で「自民党」と言っても、実態は地域によってバラバラ、議員によってバラバラ。あまりにも統一性がなさ過ぎるのです。
「ホシュホシュ詐偽」と断言して差し支えないでしょう。
杉並区議会でも、先の区議選前の段階で、自民党所属議員は3つの会派に別れていました。この状況が、今回の選挙を経てどうなるかは、明日の会派結成届締切まで判明しません。
が、ともかく杉並の自民党区議は、民主党出身の現区長・田中良氏に対し、会派によって180度異なるスタンスを取りながら(「杉並区議会自由民主党」「すぎなみ自民」は区長の主要政策に賛成、「自民・無所属クラブ」は反対)、同じ政党名を看板に掲げて選挙を戦っていたことを、有権者は記憶に留めておくべきでしょう。
私は、民主党出身の田中区長を、保守系政治家とは見なしていません。
最近は自民党杉並総支部長である石原伸晃代議士と選挙協力しながら、神社の会合などにも出入りし、保守系政治家を装っているようですが、私はむしろまったく逆の、革新系政治家と見なしています。
保守系を自任する私は、1期目の途中までは現区長に最後の期待をかけていましたが、詮無いことと断念して以降は、その予決算すべてに反対・不認定を貫いています。
個々に見るべき政策はあるものの、私が政治の道を志した原点である子育て支援の在り方をめぐって、私は現区長と折り合うことができません。国の宝、杉並の宝である子供達へのまなざしが、現区政には致命的に欠けていることが理由です。
「自民党は保守系政党だ」などと簡単に言うことはとても出来ない証拠を、最近の自民党区議のSNS上での発言からご紹介しておきます。
ある議員は、今回の改元に際し、次のように述べています。
「国の象徴として国民に常に寄り添って頂いている天皇陛下がいらっしゃることは、日本国民としての誇りであるとともに日本人で良かったと心から思います。
令和天皇が末永く在任あらんことを切に願うものです。」
この方は、「令和天皇」という呼び方がいかに非常識か、恐ろしいことにご存知ないのです。
またある議員は、昨今取り沙汰されることの多い「同性パートナー制度」に関連して、次のように述べています。
「繰り返しますが、私は根拠が妥当であれば、同性婚に賛成いたします。ただし、
・必要ならば伝統の改良(同性婚を認める)はすべきだが、伝統の解体(婚姻制度廃止)には賛成しない
・優先すべきは問題の解決で、それができない場面で婚姻制度の議論をすべきと考えます。」
こういう発言を平気でなさるということが、すでに十分、「伝統の解体」に与しているということを、この方は恐ろしいことにお気付きでないのです。
あくまでも結婚は、男と女がするものです。これは断言しておかなければなりません。
同性愛が良いとか悪いとか、そんなこととはまったく別次元の話です。
くれぐれも悪質な「ホシュホシュ詐偽」にお気を付け下さい。
2019年05月06日
「ホシュホシュ詐偽」にご用心
posted by 田中ゆうたろう at 11:21| Comment(2)
| 日記
2019年04月25日
公選法を踏みにじって母親候補を蹴落とし、その声を政治の場から遠ざける。それが立憲民主党の真の姿。
2720.918票を頂戴し、3期目の当選を果たすことができました(35位)。
多くの皆様にお支え頂き、過去最高の結果をおさめることができました。
頂戴したご期待の重みを忘れず、ますます区政に邁進して参ります。キッパリ区政に物を言って参ります!
皆様の倍旧のご指導を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
先日、区役所で当選証書と新しい議員バッジを頂きました。身の引き締まる思いです。
今回の選挙戦でも、各駅頭で多くの候補者とお会いしました。
その中でも、子育て真っ最中の候補の方々が印象的でした。
特に、お母さん候補は、さぞ大変だったことでしょう。開票の結果はそれぞれだったと思いますが、まずは お子さんとの時間を大切にしてあげて頂きたいと思います。
私自身も、2人の娘との時間、久しぶりに大事にしたいと思います。
子育てしながら、しかも選挙初日までには、区内各所に貼らせて頂いた政治ポスターを撤去しなければなりません。
公職選挙法を順守するためです。
時間や労力はかかりますが、子育てしながら選挙に出ると決意した以上、乗り越えなければなりません。
ところが、今回の選挙では、その公選法を平気で踏みにじる悪質な政党が大量得票・議席増に及んでいます。
立憲民主党の新人、ひわき岳候補は5242票を獲得して3位当選を果たしましたが、選挙期間前、駅近隣の建物に、自身の氏名および「選挙事務所」との文言を大書したポスターを貼付。
選挙期間外に選挙事務所を設置することは公職選挙法に違反しますので、ただちに区の選挙管理委員会に通報しました。
ひわき陣営はこの選挙違反を業者の責任に転嫁しつつ、ポスターをいつの間にか撤去。
さらに悪質なのが、同党の現職、関口健太郎候補です。5023票を獲得して4位当選を果たしましたが、選挙期間中を通じて区内の複数の駐車場に政治ポスターの違法掲示が確認されたため、杉並警察に通報しました。
また、駐車場の運営会社にも問い合わせたところ、掲示は無断で行われ、警告しても繰り返し被害を受けた旨、回答を頂きました。
立憲民主党現職区議による不法浸入、建造物損壊の疑いが判明したわけです。
私は、今回の選挙を通じ、公選法を順守して落選した母親候補を複数、知っています。
立憲民主党は、「性別を問わずその個性と能力を十分に発揮することができるジェンダー平等を確立する」「女性候補者の発掘・擁立・育成を恒常的に取り組む」などと標榜しています。
しかし正しくは、「公選法を踏みにじって母親候補を蹴落とし、その声を政治の場から遠ざける」、それが彼らの真の姿であることを、有権者はよく記憶しておくべきでしょう。
多くの皆様にお支え頂き、過去最高の結果をおさめることができました。
頂戴したご期待の重みを忘れず、ますます区政に邁進して参ります。キッパリ区政に物を言って参ります!
皆様の倍旧のご指導を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
先日、区役所で当選証書と新しい議員バッジを頂きました。身の引き締まる思いです。
今回の選挙戦でも、各駅頭で多くの候補者とお会いしました。
その中でも、子育て真っ最中の候補の方々が印象的でした。
特に、お母さん候補は、さぞ大変だったことでしょう。開票の結果はそれぞれだったと思いますが、まずは お子さんとの時間を大切にしてあげて頂きたいと思います。
私自身も、2人の娘との時間、久しぶりに大事にしたいと思います。
子育てしながら、しかも選挙初日までには、区内各所に貼らせて頂いた政治ポスターを撤去しなければなりません。
公職選挙法を順守するためです。
時間や労力はかかりますが、子育てしながら選挙に出ると決意した以上、乗り越えなければなりません。
ところが、今回の選挙では、その公選法を平気で踏みにじる悪質な政党が大量得票・議席増に及んでいます。
立憲民主党の新人、ひわき岳候補は5242票を獲得して3位当選を果たしましたが、選挙期間前、駅近隣の建物に、自身の氏名および「選挙事務所」との文言を大書したポスターを貼付。
選挙期間外に選挙事務所を設置することは公職選挙法に違反しますので、ただちに区の選挙管理委員会に通報しました。
ひわき陣営はこの選挙違反を業者の責任に転嫁しつつ、ポスターをいつの間にか撤去。
さらに悪質なのが、同党の現職、関口健太郎候補です。5023票を獲得して4位当選を果たしましたが、選挙期間中を通じて区内の複数の駐車場に政治ポスターの違法掲示が確認されたため、杉並警察に通報しました。
また、駐車場の運営会社にも問い合わせたところ、掲示は無断で行われ、警告しても繰り返し被害を受けた旨、回答を頂きました。
立憲民主党現職区議による不法浸入、建造物損壊の疑いが判明したわけです。
私は、今回の選挙を通じ、公選法を順守して落選した母親候補を複数、知っています。
立憲民主党は、「性別を問わずその個性と能力を十分に発揮することができるジェンダー平等を確立する」「女性候補者の発掘・擁立・育成を恒常的に取り組む」などと標榜しています。
しかし正しくは、「公選法を踏みにじって母親候補を蹴落とし、その声を政治の場から遠ざける」、それが彼らの真の姿であることを、有権者はよく記憶しておくべきでしょう。
posted by 田中ゆうたろう at 11:38| Comment(1)
| 日記
2019年04月07日
私の区政報告最新号が刷り上がりました
お待たせ致しました。私の区政報告最新号が刷り上がりました!
今月の予算特別委員会での私の質疑・調査から初めて明らかとなった杉並区政の不都合な真実、「保育園に落ちたい親」について、詳しくお伝えしています。
ぜひ、ご一読頂ければ幸いです。
https://drive.google.com/file/d/0B_k_p-eeC-3DNWdCMk1GY3lvWXRzT0NXY0Q4UmZvNS15cHJZ/view?fbclid=IwAR39OLC_HZTCyKYJsv8hQOJvoWfw3TfUUVOlizKQe3of_M5b11A4MnEgAjU
この間、格別のご高配を頂いた印刷会社の皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
現在、杉並区内の各駅頭で配布していますが、「最新号、待ってたよ」と有難いお声も。
予想以上のご好評を頂き、慌てて増刷しました。
区政報告を増刷するのは初めての体験で、改めて、「保育園に落ちたい親」問題への区民の関心の高さを実感しています。
やはり、「保育園、いくら何でも建てすぎだよ」などということは、区民はとっくに気付いているのです。
気付いていないのは、愚かな政治家と愚かな役人だけです。
先日、区は「2年連続で待機児童ゼロを達成した」などと誇らしげに発表しましたが、私にいわせれば、あれだけ無計画に保育園を乱造すれば、そんなことは当たり前のこと。今はその手法の是非こそが検証されなければならないのです。
今月の予算特別委員会での私の質疑・調査から初めて明らかとなった杉並区政の不都合な真実、「保育園に落ちたい親」について、詳しくお伝えしています。
ぜひ、ご一読頂ければ幸いです。
https://drive.google.com/file/d/0B_k_p-eeC-3DNWdCMk1GY3lvWXRzT0NXY0Q4UmZvNS15cHJZ/view?fbclid=IwAR39OLC_HZTCyKYJsv8hQOJvoWfw3TfUUVOlizKQe3of_M5b11A4MnEgAjU
この間、格別のご高配を頂いた印刷会社の皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
現在、杉並区内の各駅頭で配布していますが、「最新号、待ってたよ」と有難いお声も。
予想以上のご好評を頂き、慌てて増刷しました。
区政報告を増刷するのは初めての体験で、改めて、「保育園に落ちたい親」問題への区民の関心の高さを実感しています。
やはり、「保育園、いくら何でも建てすぎだよ」などということは、区民はとっくに気付いているのです。
気付いていないのは、愚かな政治家と愚かな役人だけです。
先日、区は「2年連続で待機児童ゼロを達成した」などと誇らしげに発表しましたが、私にいわせれば、あれだけ無計画に保育園を乱造すれば、そんなことは当たり前のこと。今はその手法の是非こそが検証されなければならないのです。
posted by 田中ゆうたろう at 08:35| Comment(3)
| 日記