他の候補者を応援していた私としては、残念な結果に。が、それはそれとして受け止めつつ、新区政に対してもこれまで同様、是は是、非は非とキッパリゆうたろう!の覚悟です。
投票に足をお運び下さった杉並区民の皆様にこの場を借りて深謝申し上げます。
しかし32%とは…前回区長選から微増とはいえ…投票率、もう少し伸びて欲しかったと思います。

さて、今月23日の朝日新聞デジタルによると、自民党の杉田水脈衆院議員が月刊誌への寄稿で、同性カップルを念頭に「彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がない。そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか」と行政による支援を疑問視し、人権意識を欠いた記述だと批判が上がっているとのこと。
杉田氏は敬意を表すべき政治家ですが、今回のご発言はちょっと頂けません。
子供を授かるかどうかは天の差配。作るとか生産とかいう言葉は、私が言うのもなんですが、品がありません。
自民党に行ってしまって、あたら語彙力が落ちてしまわれたのかしら。
朝日新聞なんかの結論は完全に無視して良いのですが、世間には子供がいないご夫婦もおられます。子供を授かる望みがないからという理由で、行政の度を越した「LGBT」(私はこの言葉、大嫌いなのですが。血液型じゃないんだから。)支援を叩くのは、そういうご夫婦への配慮を欠くと思います。
日本は大昔から同性愛・両性愛に寛容でした。光源氏しかり、弥次さん喜多さんしかり。そういう人々を、むち打ちやはりつけにしてきた残酷な外国とは違うのです。
人権意識が芽生えた今頃になって、罪滅ぼしのつもりで慌てて「LGBT」支援を打ち出し始めた、そういう外国の真似をする必要なんか、もともとないのです。杉田氏は、そうおっしゃれば良かったのではないでしょうか?
でも、ここで一つだけ、杉田氏の援護射撃をさせて頂くと…。
杉田氏の「『常識』や『普通であること』を見失っていく社会は『秩序』がなくなり、いずれ崩壊していくことにもなりかねません」とのご主張、これはその通りだと思います。
たとえば三代将軍・徳川家光などは大の男色家だったのに、ある時コロッと女性に目覚めて、結局、お世継ぎをはじめたくさんの子供を授かりました。もし江戸時代に同性婚制度があったら、家光は男の大奥を作り、家光の代でその血筋は途絶えていたでしょう。そんなものがなかったから、家光の血筋が七代将軍まで続いた。今でも家光の御子孫はおられる(何と、天皇陛下も)。めでたしめでたし。世の中、そういうこともあります。
家光のみならず、「少子化」これは現代日本が抱える最大の国難です。
要するに、「LGBT」支援なんかより、「異性と結婚したい性的少数者」支援を考えるべきではないでしょうか?
杉田氏の発言に乗じて、左派が勢いづいています。
確かに、氏の今回の物言いのまずさは否定できませんが、その発言は、あくまでも性的少数者に向けられたものであって、それ以外の人々に向けられたものではありません。
なぜ、突如として、乙武洋匡氏がさも自分も被害者のような顔をして、得々と杉田氏批判を展開しているのでしょう?
日刊スポーツなんかさらに無視して良いという話もありますが、やっぱり看過できません。
第一、この方は数年前、それこそ「生産性」があり過ぎて女性問題を引き起こし、参院選への出馬断念を余儀なくされたばかりではありませんか。
この方は逆の意味で、排除されてもやむを得ない。
かつて講師を務めた杉並第四小学校関係者に早く謝罪しなさい。
女性問題を起こしてしばらく身を潜めていたはずが、このところ妙に活発に発言を再開している乙武氏。みそぎは済んだとでも思っているのでしょうか。
こんな弱者もどきの好色漢が自民党から国政に出ようとしていたのですから、恐ろしい話です。