2019年05月06日

「ホシュホシュ詐偽」にご用心

 「自民党は保守系政党だ」と思っている方は、まだ多いでしょう。かつての私もそう思っていました。
 しかし、違うのです。日本共産党と共闘する大阪の自民党を見ても分かるように、一言で「自民党」と言っても、実態は地域によってバラバラ、議員によってバラバラ。あまりにも統一性がなさ過ぎるのです。
 「ホシュホシュ詐偽」と断言して差し支えないでしょう。

 杉並区議会でも、先の区議選前の段階で、自民党所属議員は3つの会派に別れていました。この状況が、今回の選挙を経てどうなるかは、明日の会派結成届締切まで判明しません。
 が、ともかく杉並の自民党区議は、民主党出身の現区長・田中良氏に対し、会派によって180度異なるスタンスを取りながら(「杉並区議会自由民主党」「すぎなみ自民」は区長の主要政策に賛成、「自民・無所属クラブ」は反対)、同じ政党名を看板に掲げて選挙を戦っていたことを、有権者は記憶に留めておくべきでしょう。

 私は、民主党出身の田中区長を、保守系政治家とは見なしていません。
 最近は自民党杉並総支部長である石原伸晃代議士と選挙協力しながら、神社の会合などにも出入りし、保守系政治家を装っているようですが、私はむしろまったく逆の、革新系政治家と見なしています。
 保守系を自任する私は、1期目の途中までは現区長に最後の期待をかけていましたが、詮無いことと断念して以降は、その予決算すべてに反対・不認定を貫いています。
 個々に見るべき政策はあるものの、私が政治の道を志した原点である子育て支援の在り方をめぐって、私は現区長と折り合うことができません。国の宝、杉並の宝である子供達へのまなざしが、現区政には致命的に欠けていることが理由です。

 「自民党は保守系政党だ」などと簡単に言うことはとても出来ない証拠を、最近の自民党区議のSNS上での発言からご紹介しておきます。
 ある議員は、今回の改元に際し、次のように述べています。
 「国の象徴として国民に常に寄り添って頂いている天皇陛下がいらっしゃることは、日本国民としての誇りであるとともに日本人で良かったと心から思います。
 令和天皇が末永く在任あらんことを切に願うものです。」
 この方は、「令和天皇」という呼び方がいかに非常識か、恐ろしいことにご存知ないのです。

 またある議員は、昨今取り沙汰されることの多い「同性パートナー制度」に関連して、次のように述べています。
 「繰り返しますが、私は根拠が妥当であれば、同性婚に賛成いたします。ただし、
 ・必要ならば伝統の改良(同性婚を認める)はすべきだが、伝統の解体(婚姻制度廃止)には賛成しない
 ・優先すべきは問題の解決で、それができない場面で婚姻制度の議論をすべきと考えます。」
 こういう発言を平気でなさるということが、すでに十分、「伝統の解体」に与しているということを、この方は恐ろしいことにお気付きでないのです。
 あくまでも結婚は、男と女がするものです。これは断言しておかなければなりません。
 同性愛が良いとか悪いとか、そんなこととはまったく別次元の話です。

 くれぐれも悪質な「ホシュホシュ詐偽」にお気を付け下さい。

posted by 田中ゆうたろう at 11:21| Comment(1) | 日記