2018年06月07日

ならず親に甘い社会が子供を殺す

 先月7日に発生した新潟県新潟市での小学2年生殺人・死体遺棄事件。また岡山県津山市では、平成16年、小学3年生が殺害された事件で、同30日、別の殺人未遂事件で服役していた容疑者が殺人の疑いで逮捕されました。
 犠牲になられたお子さん方のご冥福を祈りつつ、私は先日(6月1日)の区議会一般質問で、防犯について取り上げました。
 区が所有・管理するすべての車両(庁有車・ごみ収集車・区営バス等)へのドライブレコーダー搭載表示や、塀のない区立杉並第十小学校近隣の警備体制強化を求めたところです。
 
 しかし、子供が犠牲となる痛ましい事件は後を絶たず、今度は、目黒区のアパートで今年3月、5歳の女児が父親に殴られた後に死亡した事件で、同区の両親が保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕されました。

 性犯罪同様、児童虐待についても一刻も早く厳罰化してもらいたいと思います。
 私は率直に言って、この2人には死刑が相当だと思います。


 時あたかも、来月は法務省主唱による「社会を明るくする運動」強調月間・再犯防止啓発月間です。
 現在、私も地域ボランティアの一員として、この運動にご協力いただく各中学校を訪問し、この運動の意義を生徒の前で説明させていただきたく、校長先生にお願いに回っているところです。
 この運動の意義、それは犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域の力を高めることですが、しかし残念ながら、件の2人は、立ち直りもそれを支えることも極めて難しいと思います。

 児童福祉の世界では、こういう事件が発生すると、「悪いのは家父長制だ」と言い出す人がいます。日本では、諸外国に比べて親権が強すぎる、その背景にあるのが家父長制だ、というわけです。
 おかしいでしょう。悪いのは、個人です。今回の例で言えば、件の2人です。こういう一部少数の鬼畜のために家父長制があらぬ汚名を着せられるのは、まったくの冤罪という他ありません。
 ならず者ならぬ「ならず親」に対して、世間が甘すぎるのです。

 たとえば「保育園落ちた、日本死ね」とネット上に垂れ流す「ならず親」がいたら、「そんなに日本が憎いなら日本から出て行け」と最初から堂々と叱り飛ばすべきなのです。
 もっともこの場合は、本当に親かどうかもいまだにわからず、反日左翼の活動家が待機児の親を装って世間の攪乱をはかった可能性さえ否定できないのですが、そんな真偽も不明の「落書き」に攪乱させられてしまう世間の脆さにも問題があるのです。

 ならず親がのさばるのは、家父長制のせいではなく、ならず親に甘すぎる社会の責任です。

posted by 田中ゆうたろう at 21:35| Comment(1) | 日記

2018年05月21日

田中良杉並区長による女性議員へのパワハラ行為を議場で糺(ただ)す

 狛江市長による職員へのセクハラ疑惑が世間を騒がせていますが、我が杉並区も他人事ではありません。
 何しろ現区長・田中良氏は、職員どころか女性区議に対し、議会の席上、パワハラ行為に及んでいるのです。証拠(音声・議事録)もはっきり残っています。
 この件について、私は先の第一回定例会で糺しました。以下、引用します。

《引用はじめ》

〇一般質問(田中ゆうたろう):
田中良区長は昨年の第四回定例会・保健福祉委員会で、女性議員に対し、机を強く叩き威嚇、パワハラ紛いの暴挙に及んだ。
政治という言論の府にあるまじき蛮行という他ない。議員に対してさえその有様であるから、まして職員に対し日頃どれほど威圧的にふるまい、おびえさせていることか案ぜられる。
「女性の社会進出支援」なる口癖も、空言であったことが明らかである。
このような区長が「いじめはよくない、やめよう」などと宣(のたも)うたところで何の説得力もない。
特定議員・特定会派のみならず、区議会全体への冒涜(ぼうとく)を猛省の上、議会に対し謝罪せよ。

〇答弁(総務部長):
ご指摘のような意図はない。

〇再質問(田中ゆうたろう):
意図がなければよいのか。

〇答弁(総務部長):
委員会当日の会議録をご覧頂ければわかると思うが、「気合を入れて答弁しなければならないと思ったから机を叩いた。威圧と捉えられれば誤解で、そう捉えられていたとすればお詫(わ)びする」と述べている。

《引用おわり》

 保育料の唐突な値上げに対し、「保育園を急激に増設した時点で、保育関連経費が膨れ上がることもわかっていたはず。保護者らには、保育料の見直しも検討していることを時間をかけ説明し、理解を得ておくべきだったのではないか。杉並区の保育施策に関して、将来的なビジョンが伝わってこない」との質問を行った女性議員に対し、突然、区長が机を強打。
 会議録にも「(区長、机をバンとたたく)」と極めて異例の記載がなされてしまうほどの高圧的な答弁態度に苦言を呈したものです。

 通常の特別委員会は中継もされず、審議過程が区議会だよりに記載もされず、会議録しか残されません。よって、こうしたパワハラ行為が区民の目に伝わりにくいことは大きな問題です。
 そのため、恥ずかしい話題ではありますが、あえて議場での一般質問に取り上げました。


 どれほど政治信条が異なる相手であっても、決して許される行為ではありません。ハラスメント(嫌がらせ、いじめ)には、今、世間の厳しい目が注がれています。
 現区長は、政治家としての資質に欠けると言わざるを得ません。

posted by 田中ゆうたろう at 21:51| Comment(2) | 日記

2018年04月06日

女性の機転をこそ讃えるべきで、行司を簡単に責めるべきではありません

 一昨日、京都府舞鶴市で行われた春巡業で、舞鶴市長が土俵上で挨拶中に倒れた際、応急処置に関わった女性に対し、行司が場内アナウンスで「女性は土俵から下りてください」と複数回伝えたことが波紋を広げているようです。
 機転を利かせた女性の行動は当然賞賛されるべきと思いますが、私は、この行司を簡単に責めることはできないと思います。
 どうも世間は、女性賞賛・行司非難一辺倒のようですが、行司は果たして市長が倒れたことを明確に認識した上でアナウンスを流したのかどうか。
 もし、明確に認識していなかったとすれば、行司のアナウンスもまた、ある意味では機転を利かせた行動だったと言えるのかも知れません。まず、そこのところが、問題にされているようには見受けられません。
 また、仮に明確に認識していたとしても、だからといって、この行司を寄ってたかって袋叩きにして良いものか。
 「現状の把握・判断という点で、今少し主体性を持つことが求められる」といった趣旨の行司批判が散見されますが、「女性は土俵に上がってはならないという大相撲の伝統は、それほど重い」といった趣旨の指摘は、今のところ見当たりません。

 生命も伝統も、ともに尊いと私は思います。
 野田聖子男女共同参画担当相は、今日の閣議後記者会見で、今回の一件に関し、「この国の伝統を重んじる一人として、これまで疑問を持ってこなかったが、日本相撲協会で今回の事例を受けどう歩むかを決めてもらえればよろしいのではないか」との旨を述べたそうですが、私には浅い、一面的なコメントのように思われてなりません。
 例えば、女人禁制の聖地で同様の事態が起こり、その地で働く聖職者が同様のアナウンスを流したとして、その聖職者を軽々しくなじって事足るものでしょうか。

 相撲は、明白に神事です。神事たる相撲に、自称知識人が中途半端に近代合理主義を持ち込もうとするから、煩わしい種々の問題があとを絶たないのです。
 日本文化の何たるかを解さず、相撲をスポーツと錯覚して顧みない、昨今の外国人力士の傍若無人な振る舞いなどは、その最たるものと言わなければなりません。
 今回の一件も、女性の機転をこそ讃えるべきではないでしょうか。
 訳知り顔に行司を責め立てる今の世間の風潮は、いかがなものかと私は思います。

posted by 田中ゆうたろう at 15:07| Comment(1) | 日記