2018年10月22日

阿佐ヶ谷北東地区まちづくりの取組に、「水と緑」の視点を

 本日、第185回杉並区都市計画審議会が区役所で開かれ、私も委員として出席しました。
 
 阿佐ヶ谷北東地区まちづくりの取組について、
 
 「けやき屋敷の西側や南側のみならず、東側にも阿佐谷弁天という歴史がある。現在、水は枯れてしまっているが、井戸を掘って往時の池を取り戻したいといった地元の方々のお声も聞き及ぶ。水路を活用した遊歩道ネットワークと繋げ、水と緑のまちづくりという視点も持ち合わせてはどうか」

 と問題提起させて頂きました。

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(↑写真は本日の杉並区都市計画審議会配布資料より)

 阿佐ヶ谷はもともと「浅い谷」という意味だったようです。
 水害対策の必要性は言うまでもありませんが、縄文時代にまでさかのぼるというこの土地の歴史を踏まえ、目に見えない部分を次世代に繋いでゆく、そんなまちづくりを求めて行きます。

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(↑写真は20日、阿佐ヶ谷地域区民センターで開かれた阿佐ヶ谷北東地区まちづくりオープンハウス掲示資料より)

 今年の8月、杉並区立郷土博物館分館に、パネル展「荻窪の古老が描いた記憶画からみた杉並」を見に行きました。その際、「阿佐ヶ谷弁天池」についても紹介されており、興味深く見学したのですが、そこでの勉強が役立つ結果となりました。

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(↑写真は8月26日、杉並区立郷土博物館分館にて)

 これからも、阿佐ヶ谷北東地区のまちづくりについて、議会でも発言して行きたいと思います。

posted by 田中ゆうたろう at 22:59| Comment(0) | 日記

2018年10月16日

杉並区議会第3回定例会 報告(一般質問)

先月10日から始まった杉並区議会第3回定例会が、本日、閉会しました。
その報告を、このブログで順を追って始めさせて頂きます。

まず、先月13日の本会議で、防災、動物・ペット対策、学校と区・区教委の連携、チャンドラ・ボースについて一般質問を行い、録画映像が区議会HPにアップされました。

http://suginami.gijiroku.com/voices/g07_Video_View.asp?SrchID=5357

私の主な質問と区の答弁は、次の通りです。

私「通学路沿いのブロック塀の問題について、危険度の高いブロック塀については、戸別訪問のみならず、区民に周知し、改修促進の一助にすべきでは?」
区「所有者等への戸別訪問等を行うことにより、粘り強く改修を働きかけていく。区民の意見や他自治体の取組状況を注視しながら、より効果的な安全対策に取り組んでいく。」

私「震災救援所へのペット同行避難については、マニュアルはあってもそれを具体化することが喫緊の課題と考えるが、区の具体的な改善策は?」
区「10月に実施する震災救援所訓練では、負傷動物医療救護所の立ち上げ訓練を予定しているので、この機会を捉えて、同行避難のペット飼育場所や機材の確認も行っていく。こうした訓練等の成果は、会長・所長会の場を通して、全体で共有していきたい。」

私「環七地下調節池ができてから、和田地区の浸水被害は確認されていないが、5年前は、溢れる寸前までの豪雨となり、すぐ後にもう一度台風が直撃した場合には、浸水被害が出ていただろうと聞いているが?」
区「幸いにも、降雨量が少なかったこともあり、和田地区での被害はなかった。今後も、都と連携しながら水害被害の軽減に努めるが、想定外の雨量が降った場合は万全とはいえない。」

私「塀がない杉並第十小学校の立入禁止の時間帯について、警備員の質と量を増強し塀の代わりとなるだけの警備体制を整えよ。」
区「新潟の女児連れ去り事件や、富山の発砲事件などにより、地域や学校の安全に対する社会の見方が変化していることは認識している。当該校の校庭が、緑に囲まれた広場として公園と一体になるように検討された当時の経緯や、保護者を含む学校関係者の意見等を踏まえ、学校の安全の在り方について工夫していく。」

posted by 田中ゆうたろう at 21:40| Comment(0) | 日記

2018年10月01日

杉並区肺がん健診での見落としによる区長等給料減額について

 杉並区にある医療機関「河北健診クリニック」が、検査で肺がんの疑いを3回にわたり見落とし続け、区民が逝去した問題で、杉並区が設置した外部の有識者による検証委員会は、がん検診のエックス線画像のチェックや診断体制について、区が適切に管理できていなかったとする中間答申をまとめました。

 この問題を受けて田中良・杉並区長は、みずからの給与について1か月間、20%減額する考えを示しました。
 また区はこの医療機関について、肺がん検診を行う指定の医療機関から当面の間、外す措置をとりました。
 再発防止策などを盛り込んだ最終の答申は来月まとまり、区に提出される予定です。

 今日は、総務財政委員会が開かれ、区長や保育行政を担当する副区長の給料減額を定める条例案(議案第61号 杉並区長等の給料の特例に関する条例)が審議されました。
 私は、議案自体には賛成しました。

 しかし、区民の肺がん陰影見落としと、その結果としての区民逝去を招いたことへの反省が、区長らの給料減額という、単に数字上の処理にとどまってはならない。私は、そう考えます。

 区民逝去という事案の重大性に鑑みれば、見落としが起きた医療機関への指導・監督に手抜かりがあってはなりません。
 が、まだ指導・監督が十分ではないのではないかとの疑義を抱かせる事案がありました。
 区に改善を要望しました。

 また、私との質疑応答の中で、区長は「今回問題となった医療機関は大きく信頼を損ねた」と述べましたが、そこは私も同感であり、それゆえにこそ、十分に信頼に足る他の医療機関との提携を、杉並区内にとどまらず、杉並区外でも求めてはどうかと提案しました。
 
 「河北健診クリニック」を今月1日から指定医療機関から外すことになったわけですが、本日の区の答弁によると、その影響は3000人程度に及ぶとのこと。
 それだけの人数に、果たして、区内の他の医療機関だけで対応し切れるのでしょうか?
 区は「およそさばける」などと答弁しましたが、現に今回のような見落としを引き起こしている以上、とてもそのような答弁を鵜呑みにするわけには行かないと考えています。

posted by 田中ゆうたろう at 20:44| Comment(1) | 日記